STYLYでは、2023年度より、滋慶学園COMグループへXR制作カリキュラムを提供しています。
3年目となる今年は、滋慶学園COMグループ 11 校 43 名に向け、生成AIの活用を積極的に取り入れたApple Vision Pro向けコンテンツ開発カリキュラムの提供しました。
目まぐるしく変化するクリエイティブ業界の様々な情報に対応していくには、AIの利活用が今後必須になります。企画やアセット生成など様々な用途でAIを活用し、制作コストを圧縮、クリエイティブ表現に注力できる能力を身に付けることで今求められているクリエイター需要に応える人材の育成を目指しました。
実施背景・詳細はこちらをご覧ください:https://styly.inc/ja/news/apple-vision-pro-educational-curriculum/
滋慶学園 空間コンピューティングカリキュラム最終成果発表では、全国11校の中から選ばれた5名が渋谷に集結し、審査員の前で最終プレゼンテーションを実施しました。
成果発表の場では、実際に空間コンピューティング業界の最前線で活躍する審査員がその場で学生たちの作品を体験しました。
また、Apple Developer Relationsチームも来場し、学生たちがApple Vision Proに関して直接質疑応答するなど、今後の学生クリエイターの制作意欲向上につながる場となりました。
見事グランプリに選ばれたのは、福岡校の村井氏による「注文の多い料理店XR」。AIの活用方法やビジネス観点も含んだプレゼンテーションが非常に高い評価を得ました。
▼審査員コメント
審査員一同、満場一致での選出でした。読書を体験に昇華し、非言語でもストーリーが理解できるXRの特性を活かしたコンテンツになっていた点や、生成AIを活用して制作コストをグッと圧縮していたプロセス、そして昨今注目されているIPのメディアミックス化を想定し、横展開まで考えて企画した着眼点、いずれも素晴らしい観点で作品を作られていると感じました。
また今回、あえてパブリックドメインとなっている題材を選んでいる点も抜け目がないなと感じ、作品以上に一緒に仕事がしたいと思えるクリエイターだと感じました。
グランプリを受賞した村井氏には、マサチューセッツ工科大学「XR Club」およびハーバードビジネススクールの視察ツアーが贈呈されました。
STYLYでは今後もあらゆる教育機関と連携し、XR・空間コンピューティングやAIを活用した制作ができる人材の育成をしていきます。