国内外の都市空間を活用した大規模なXRプロジェクトを推進
STYLYはGoogle社が認定する「ARCore 推奨パートナー企業」(https://developers.google.com/ar?hl=ja )にKDDIとともに選出されており、これまでにも数多くの都市空間全体を活用した大規模なロケーションベースのプロジェクトを実施してきました。
今後は国内だけでなく世界中の都市空間において日本のカルチャーを軸にしたAR体験の可能性を提案し、都市型XRエンターテインメントを全世界へ展開していきます。
デジタルサイネージアワードは、(一社)デジタルサイネージコンソーシアムが主催し、公募したデジタルサイネージ作品の中から優秀な作品を選出・表彰することでデジタルサイネージ市場をさらに活性化していくことを目指すものです。
2023年度の作品募集は、2023年4月17日(月)~2023年5月12日(金)にデジタルサイネージコンソーシアムサイト上で行い、5月にWeb上で行った審査会で、優秀賞を含む10点を選出しました。
受賞作発表は、2023年6月14日、デジタルサイネージジャパン会場にて行なわれました。
受賞作品一覧:https://digital-signage.jp/openevent/award/2023winner/
「XRscape」は、実在の都市空間にバーチャル広告やコンテンツを重ねて配信できる、空間そのものをサイネージとしてメディア化するサービスです。
広告主となる企業やイベント主催者は「XRscape」により、都市空間にバーチャル広告やコンテンツを自由に設置でき、都市全体を活用したプロモーションなどを容易に実施できるようになります。
また、お客さまはKDDIのXRアプリ「SATCH X powered by STYLY (以下 SATCH X)」を起動し、スマートフォンを都市空間にかざすだけで、簡単にコンテンツを体験することができます。
都市空間には古くから屋外広告や看板などが数多く設置され、都市そのものが1つのメディアとして生活者に情報を提供してきました。近年、広告を随時切り替えできるデジタルサイネージの設置も進んでいますが、広告の設置場所そのものには物理的な制約があることに加え、既に広告が設置されている都市空間全体を活用したプロモーションなどの実施は困難となります。
そこで「XRscape」は、バーチャル広告やコンテンツを実在の都市空間に自由に重ねて設置できることに加え、都市の回遊性を高めるARスタンプラリーなども簡単に実施できるようにし、都市全体を大規模なプロモーションなどに活用できるようにしています。
・XRscapeについて:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000157.000023281.html
・SATCH Xについて:https://x.satch.jp/
KDDIはKDDI VISION 2030(https://brand.kddi.com/managementplan/kddivision2030/)を掲げ、中期経営戦略で2030年を見据えた事業モデルの創出に向け生活者目線に立った技術領域の研究を推進する「Life Transformation (LX)」に取り組んでいます。ドローンやメタバースなどの先端的技術を掛け合わせ、多様化が進む消費・体験行動に革新を起こす新たなビジネスの創出を目指しています。
STYLYは、都市空間と連動したXRコンテンツを制作・配信できるリアルメタバースプラットフォームです。
STYLYには世界中の都市の3Dデータが実装されており、これを活用することで実空間と連動したコンテンツを制作・配信することができます。さらに、STYLYはマルチデバイスに対応しており、スマートフォンでのAR体験をはじめ、AR/MRグラスやWebブラウザ、そしてVRHMDなど多彩なデバイスでコンテンツを体験することが可能です。
今後も世界中のクリエイターや各都市と連携し合いながら、現実世界をテクノロジーで拡張させる「リアルメタバース」を推進していき、ライフスタイルの中でXR/リアルメタバースを利用する「空間を身にまとう時代」の創造を行ってまいります。
STYLY Official Site:https://styly.cc/