空間コンピューティングプラットフォーム「STYLY」を提供する株式会社STYLY（以下STYLY）は、2024年国土交通省PLATEAUプロジェクトに採択され、市民参加型XRコンテンツ開発プラットフォームの構築および大阪市、広島市、金沢市の3つの都市において、都市型XRアート「AUGMENTED SITUATION D powered by PLATEAU」を展開します。
先立って、9月25日（水）に室町三井ホール＆カンファレンスで開催される「Metaverse Japan Summit 2024」において、都市型XRアートを活用したまちづくりについて出展・登壇を行う予定です。
◆「市民参加型XRコンテンツ開発プラットフォームの構築」
https://www.mlit.go.jp/plateau/use-case/uc24-14/
本プロジェクトでは、大阪市、広島市、金沢市の3つの都市の3D都市モデルを「STYLY」の「都市テンプレート」として組み込み、誰でも利用できる汎用的な環境を構築します。
また、本システムを用いて都市を舞台とした各地域独自のXRコンテンツ制作を行い、都市回遊型の体験イベントとして、「AUGMENTED SITUATION D powered by PLATEAU」を開催します。
制作するXRコンテンツは、3つの都市で地域に根ざした様々なクリエイターやアーティストと協働して複数制作し、各都市の魅力をより引き出すことを目指します。加えて、STYLYを活用したXRコンテンツ制作を行う市民参加型ワークショップを実施し、市民が制作した作品を取り込んだXRコンテンツを公開することでまちの賑わい創出を図ります。体験イベントでは、アーティストや市民によって制作されたコンテンツを都市の様々なスポットに配置することで、参加者がイベントを楽しみながら都市を自然と回遊する狙いがあります。
これらのアプローチを通じて、3D都市モデルとXR技術を用いて制作された様々なコンテンツを活用したイベントの魅力を伝えるとともに、XR技術を活用したまちのにぎわい創出に寄与します。
実施事業者 株式会社STYLY
実施協力 西日本旅客鉄道株式会社 / 国土交通省 / 大阪市 / 広島市 / 金沢市
実施場所 大阪市大阪城公園 / 広島市広島駅周辺 / 金沢市金沢駅周辺（予定）
実施時期 2024年11月〜12月（予定）
◆都市を拡張するXR展覧会「AUGMENTED SITUATION D」
「AUGMENTED SITUATION D」は、渋谷の街丸ごと展覧会場へと拡張した都市型XRアートであり、XRだけではなく従来の彫刻作品や平面作品をXR技術と組み合わせたハイブリッドな展覧会です。
2023年3月、2024年5月にそれぞれ渋谷の場所で行われ、2024年11月からは国土交通省PLATEAUプロジェクトの一環として、渋谷を飛び出し、大阪市・広島市・金沢市の3都市で展開予定となっています。
https://styly.inc/ja/news/ccbt-augmented-situation1-2-d/
【イベント概要】
日程： 2024年9月25日（水）
時間：13:00〜19:00（開場12:30〜）※予定
会場： 室町三井ホール＆カンファレンス
（〒103-0022東京都中央区日本橋室町三丁目2番1号 COREDO室町テラス3階）
URL： https://mvjsummit.com/mvjs2024/
主催： 一般社団法人Metaverse Japan
共催： 一般社団法人渋谷未来デザイン
特別協力： 三井不動産株式会社
「Metaverse Japan Summit 2024」は、業界のトップランナーや専門家が集まり、インダストリアルメタバース、Apple Vision Proと空間コンピューティング、そしてメタバースゲーム市場の拡大など、６つのトピックについて深く議論されるカンファレンスです。また、最新のプロダクトやサービスの展示も行なわれ、最新のテクノロジーや革新的なアイデア、そしてネットワーキングの機会が提供されます。
◆セッションテーマ：都市を舞台とした「まちなかミュージアム」の作り方
あなたの街がアートの舞台に変わる――3D都市モデルとXR技術を駆使した、新感覚街づくりが全国で広がりを見せつつあります。地域独自の魅力を最大限に引き出すアート作品を、地元のクリエイターやアーティストと共に制作することで展開される市民参加型展覧会。
XRによって誰もが都市空間の創り手になることができる環境を提供することで創造の輪が解放され、これまでにない都市の魅力とにぎわいを生み出します。
渋谷を始め、あらゆる都市空間においてアート展示のプロジェクトを手がけるメディアアーティストのゴットスコーピオンが「まちなかミュージアム」について解説します。
◆登壇者：ゴッドスコーピオン | Media Artist
主に形而上学や宗教哲学、テクノロジーを題材に、時間軸と空間軸のフレームの変化をテーマにした作品を制作。作品は都市や屋外、屋内、身体といった様々な空間で展開され、XR技術を利用したマルチメディア、横断的な作品を手がける。XRプラットフォーム『STYLY』を提供するSTYLY,Inc.のFounder Member/Senior Art Director。近年の主なプロジェクトに、MIND TRAIL 2023 下北山 Area Director、「孔雀の呪法」(MINDTRAIL 2023)、「無始無終」(AUGMENTED SITUATION D 2023年)。
株式会社STYLY 森逸崎
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