株式会社STYLYは世界最大のAR/VRカンファレンス「AWE(Augmented World Expo)」で開催されるグローバルアワード「AUGGIE AWARDS 2024」において、エントリーしたプロジェクトのうち、一般投票を経て5部門でファイナリスト進出しました。
https://auggies.awexr.com/gallery/xjPRWljz
ご投票いただいた皆様、ありがとうございました。最終結果については、イベント期間中に行われる表彰式で発表される予定です。
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Auggie Awardsとは、世界最大のAR/VRカンファレンス「AWE(Augmented World Expo)」内で開催されるグローバルアワードです。
10年以上の歴史を持つAWEは、世界をリードするXRカンファレンスとエキスポです。年に4回シリコンバレー、ミュンヘン、アジア地域、テルアビブのそれぞれの都市でカンファレンスが開かれ、特にアメリカで開催されるカンファレンスは業界最大級の規模になります。また、日本を含む世界中の国にミートアップ支部を持っており、ローカルイベント等も積極的に開催しています。
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■Best Campaign「MIRAI HANABI in SHIBUYA PARCO」
・Project partner:J.フロント リテイリング
・XR Creator:Kaoru Naito
・Music:松武秀樹
・Illumination:ARCHITAINMENT
MIRAI HANABI powered by STYLYは、AR花火とイルミネーション、音楽によって商業施設を拡張するエンターテインメントです。空間レイヤープラットフォーム「STYLY」によって商業施設という場所をメディア化し、世界で活躍する音楽クリエイター、XRクリエイターがコンテンツ制作を共に行いました。「空間」という新たなクリエイターの活躍場所を創出し、実際に花火を打ち上げることが難しい都市部の市街地において、AR広告をはじめとする、商業施設プロモーションの可能性を示す、これまでにない花火イベントの体験を提供しました。
■Best Indie Creator(s)「NEWVIEW PROJECT」
・Project partner:PARCO、ロフトワーク
「NEWVIEW」は、ファッション、音楽、映像、グラフィックなど、現代のカルチャーを体現する人々が集まり、3次元空間でのクリエイティブ表現と体験のデザインを、開拓・拡張していく、世界同時多発の実験的プロジェクト/コミュニティです。空間レイヤープラットフォーム「STYLY」を活用したXRスクールの開講、グローバルアワードの開催を通じて、現時点でこのコミュニティは全世界39カ国に広がっています。
■Best Creator & Authoring Tool「STYLY」
STYLYはWebブラウザ上でXRシーンを作成/編集できるツールです。3Dモデルや画像をアップロードして配置できるほか、Unityで作成したコンテンツをアップロードすることもできます。
また、STYLYには国内外の都市テンプレートがあり、マーカーレスで用意されている都市に完全にフィットするARシーンが制作可能になります。さらに、STYLY StudioにあるAR on Skyアセットをシーンに配置するだけで、空のみにARシーンを表示することができます。空をイラスト、写真、絵画に置き換えたり、巨大オブジェクトを出現させて、アニメの1シーンの再現や簡易的な都市ARを簡単に作ることができます。特定の場所にARシーンを出現可能とさせるImmersalとの連携も可能なため、室内/室外のどの場所にでも紐づけられるARシーンの制作が可能になります。
■Best Consumer App「STYLY App」
STYLY(スタイリー)は、現実の都市空間や生活空間を対象にデジタルコンテンツの制作・配信が可能なツールであり、体験者はあらゆるXRコンテンツを楽しむことができます。 STYLYは世界中に10万人を越えるクリエイターコミュニティを保持しており、20万を超えるデジタルコンテンツが配信されています。世界中のクリエイターや事業者が投稿したアート、音楽、ファッション、映像など様々なデジタルコンテンツを、1人でも、友人に共有して複数人でも楽しむ事が可能です。
■Best Enterprise Solution「Morita Digital Solution XR powered by STYLY」
・Project partner:MORITA
モリタデジタルソリューションXR powered by STYLYは、デジタルワークフローに最適な歯科医院内の技工ラボを、XR表現で提案できるモバイルプレゼンテーションです。ARによる全体を俯瞰しながらのコンセプト説明と、VRによる実物大ラボへのウォークスルーを組み合わせることで、図面では提示できない感覚的な理解を、顧客に提供することが可能です。AIによる自動音声や、インタラクティブな設置機器の詳細説明表示で、営業担当者の説明スキルの属人化を防ぎます。決まった広さがあればどこでも体験できるので、持ち運べない部屋全体を商品とした提案のチャンスが拡大しました。
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STYLYの具体的な展示内容については追って情報公開をさせていただく予定です。
Apple Vision Proの登場によって、今後さらに空間コンピューティングデバイスの普及や市場の拡大が見込まれます。
AWEでは、STYLYが創業当初から語ってきた「空間を身にまとう時代」に向け、これまでに取り組んできたプラットフォーム提供、XRクリエイター育成、ロケーションベースのプロジェクトを軸に、新たな時代をつくり上げるために実施してきたこと、これから実施していくことについてお見せする予定です。
続報を楽しみにお待ちください。