空間レイヤープラットフォームを提供する株式会社STYLYは、世界最大のXRカンファレンス「AWE(Augmented World Expo)」で行われる「AUGGIE AWARDS 2025」において、3部門で応募いたしました。
また、STYLYを活用したプロジェクトや作品づくりを行った事業者・クリエイターからも応募がなされ、STYLYが関わった全6プロジェクトがエントリーとなりました。
2025年5月14日(水)まで一般投票期間となっていますので、ぜひご投票ください。
投票ページはこちら:https://go.shr.lc/3UAIQM5
①AUGGIE AWARDS投票ページにログイン
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②投票
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・「Voted+1」と表示が切り替われば投完了です。
【STYLYからエントリー】
◆THE MOON CRUISE by TOKYO DOME & STYLY
・Category:Best Location-Based Entertainment
・Vote Page:https://auggies.awexr.com/entry/vote/bPPXOeDK/kzwWPweO
『THE MOON CRUISE』は、東京ドームシティ内の「Space Travelium TeNQ」で展開されている、世界最高水準のフリーローミング型VR体験です。120台のPICO 4デバイスを駆使し、1日1,000人を超える来場者を迎え、最先端のVR技術によって月への旅を実現しています。
参加者は宇宙服を身にまとってロケットに乗り込み、現実の空間にレイヤーされた月面世界を探索します。他の旅人たちとの交流や、宇宙車両への搭乗、月の石を投げる体験、自撮り写真の撮影など、帰還後も共有したくなるようなコンテンツが満載です。
約20分間にわたるこの体験は、圧倒的な没入感とインタラクティブ性を兼ね備え、「一緒に月に行った」と実感できるリアリティを提供します。大規模運営やUXデザインの次世代モデルとしても注目されているコンテンツです。
◆Three Psychometrists”by Shinichiro Ueda & STYLY
・Category:Best Art or Film
・Vote Page:https://auggies.awexr.com/entry/vote/bPPXOeDK/ArJWRYgM
『3人のサイコメトラー』は、映画・サスペンス・XRをシームレスに融合させた、上田慎一郎監督による革新的な作品です。
ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を装着した3人の参加者は、それぞれ異なる視点から物語を体験し、断片的な情報を持ち寄ることでスリリングな結末を共同で導き出します。非対称な視覚情報がもたらす心理的なインパクトを巧みに設計することで、物語と現実の境界を曖昧にする没入体験が生み出されました。
STYLYの「Immersive Experience Cafe」での初公開時には、チケットがわずか3日で完売。その没入体験は現在、まるでコーヒーを買うような気軽さで常時楽しめる常設コンテンツとなっています。革新的な映像作家とXRプラットフォームSTYLYのコラボレーションは、XRエンターテインメントの新たな可能性を切り開きました。
◆STYLY for Vision Pro
・Category:Best Developer Tool
・Vote Page:https://auggies.awexr.com/entry/vote/bPPXOeDK/rRMbGDGq
「STYLY for Vision Pro」は、世界中の10万人以上のクリエイターに利用されているXRクリエイティブプラットフォーム「STYLY」のApple Vision Pro版です。Unityベースのローコード環境を通じて、開発者が没入型体験を迅速に制作・公開することが可能です。高品質な制作を支援するために、STYLYはGitHub上でUnityプラグインと詳細なドキュメントも提供しています。XR開発における技術的な障壁を下げることで、「STYLY for Vision Pro」は業界全体における空間コンピューティングの普及を加速し、次世代の没入型テクノロジー時代における先進的な配信プラットフォームとして、クリエイターの活動を後押しします。
【KDDI株式会社よりエントリー】
◆Virtual Pro-Wrestling Special Match by KDDI, STYLY & ABEMA
・Category:Best Campaign
・Vote Page:https://auggies.awexr.com/entry/vote/bPPXOeDK/nGQaNmdZ
KDDI、STYLY、ABEMAによる『バーチャル・プロレス スペシャルマッチ』は、Apple Vision Proを活用した次世代のスポーツ体験です。KDDIの3Dメッシュ伝送技術とSTYLYによって実現した、レフェリー距離の自由視点映像により、視聴者は360度リアルタイムで試合を自在にコントロールすることができます。本取り組みは、熱心なファンの心をつかむと同時に新たなファン層を呼び込み、XRによるスポーツの深化と普及を目指しました。また、プロレスイベント会場での実施に加え、KDDIの『Pontaパス』会員獲得を促進するキャンペーンとしても展開されました。
【NEWVIEWクリエイターよりエントリー】
◆“RESORACLE ─ Heartbeat Verification System ─ “on STYLY
・Category:Best Art or Film
・Vote Page:https://auggies.awexr.com/entry/vote/bPPXOeDK/qgpNxeYn
『RESORACLE』は、Megumu HanayanaによってApple Vision Pro向けに制作された「心拍認証システム」です。デジタル空間における“本物らしさ”という問いに対し、ユーザー固有の心拍を「RESONITE(レゾナイト)」と呼ばれる赤く脈動する粒子として可視化することでアプローチします。
このアートプロジェクトは、STYLY for Vision Pro上のミクストリアリティ空間で体験され、デジタルとフィジカルが交差する時代において、「身体を持つことの実感」を改めて問い直します。詩的で極めて個人的な体験を通じて、心拍という“存在の根源的な証”を探求する試みです。
◆”Immersive Novel” on STYLY
・Category:Best GMAE or TOY
・Vote Page:https://auggies.awexr.com/entry/vote/bPPXOeDK/LdjNeQBM
『Immersive Novel(イマーシブ・ノベル)』は、渋谷を舞台に展開されるARゲームで、プレイヤーは“ハチ公の幽霊”と出会う捜査官として物語に没入します。現実の街を実際に歩きながらストーリーが進行し、プレイヤーの移動や位置情報がそのまま物語に影響を与える仕組みです。
このモジュール式のシステムは、さまざまな物語や場所に適応可能で、ロケーションベースのXR小説体験をスケーラブルに展開できるプラットフォームとして設計されています。空間的なインタラクションと物語のコントロールが融合し、拡張現実の中を“物語として歩く”という、これまでにない新たなストーリーテリング体験を実現しています。
AUGGIE AWARDSとは、10年以上の歴史を持つ世界最大のAR/VRカンファレンス「AWE(Augmented World Expo)」内で開催されるグローバルアワードです。
STYLYは2024年度のBest Creator & Authoring Tool部門において受賞いたしました。
https://styly.inc/ja/news/styly-won-auggie-awards-2024/
今年は、STYLYを活用した企業や自治体、個人クリエイターによる多様なユースケースが次々と生まれ、空間コンピューティング技術の実装に向けたビジネスや文化が動き始めました。
今後もSTYLYは、空間コンピューティング時代における価値創出のエコシステムをさらに拡張し、世界中のクリエイター・事業者とともに未来をつくっていきます。