空間レイヤープラットフォーム「STYLY」を提供する株式会社STYLYは、株式会社Meta Earth Heroes、株式会社03veとともに、全国の自治体に向けた、XR(AR/VR/MR)技術を活用した統合型防災プラットフォーム「防災X」の提供を開始いたしました。
従来、全国の多くの自治体の防災情報は「整備する」ことに留まり、住民が「使える」状態にはなっておらず、普段の防災行動の変容には繋がりにくいという課題がありました。
「防災X」では、紙やPDFに散在するハザードマップをブラウザで体験可能な3Dマップに統合し、AR災害体験や共創ワークショップを通して、災害を「自分ごと」として捉え直すことで、地域の防災力向上を支援します。
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貴地域のハザードマップを使った個別デモンストレーション受付中!
問い合わせ先:info@styly.inc
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「防災X」は、スマホライクにハザードマップを提供することができるだけではなく、災害リスクをAR(拡張現実)で「自分ごと」として体感したり、住民参加型のワークショップやスタンプラリーを通じて「生きた防災文化」を醸成する 、革新的なXRソリューションです。
【主な機能】
①スマホでも見やすいハザードマップ
PC用の複雑なGIS(地理情報システム)画面とは一線を画す、スマートフォンで使いやすいマップ画面を構築します。ピンチ、スワイプ、タップといった直感的な操作で、AR体験への切り替えや避難経路の確認がスムーズに行えます。
②災害を可視化するAR
「もし今、大雨が降ったら?」「火災が起きたら?」を、その場でスマホをかざしてAR体験 。アプリ不要のブラウザ対応で、誰でも簡単に利用可能です。
③親子で楽しめる防災ゲーム
防災拠点を巡るARスタンプラリーや、親子で楽しめる謎解きイベントを実装 。『Pokémon GO』のように楽しみながら、避難行動を学べます。
④住民参加型ワークショップ
「地元の人しか知らない危険箇所」や「抜け道」といった住民の知見をマップに反映 。行政と住民で「共に創る」生きた防災マップを実現します。
詳細はこちらの動画をご覧ください。
STYLY は、墨田区を始めとする自治体とともに、XR技術を通じて、地域の防災意識を若年層も含めた幅広い世代に定着させる取り組みを行ってきました。
参考:中学生が主役の”防災XR”—— 墨田区×STYLY、 若年層の参加と意識変容を促す共創プロジェクトを実施
単なるARコンテンツ提供ではなく、ワークショップやXRコンテンツ制作の機会を設定し、新たな訓練方法としての受容性やコンテンツ更新の自走性、防災意識の変容を検証しました。
今後も、地域や行政、教育機関と連携しながら、プラットフォーム提供を含む共創プロジェクトによって、社会課題の解決と持続可能なまちづくりに貢献してまいります。

【株式会社Meta Earth Heroesについて】
株式会社MetaEarthHeroesは、「XR×社会課題解決」を掲げ、XR、メタバース、AIなどの最新技術を用いたソリューションを提供する企業です。
特に、防災訓練や防災意識向上を目的とした「防災メタバース」の開発や、防災啓発イベントなどを通じて、持続可能で幸福感溢れる世界の実現を目指しています。
【株式会社03veについて】
03ve(オーヴ)は、XRとAIを活用し、現実とデジタルを融合した次世代エンターテインメント体験を創出する企業です。世界初の都市型XRレース「AIR RACE X」を成功させ、都市デジタルツインの活用ノウハウや高いXR制作力を強みに成長を加速。急拡大するXR市場において、まだ見ぬ体験やワクワクする価値を提供し、リアルメタバースの社会実装を推進しています。
【株式会社STYLYについて】
株式会社STYLYは、デジタルとフィジカルを繋ぐ空間レイヤープラットフォーム「STYLY」を提供する会社です。「人類の超能力を解放する」ことをミッションに掲げ、XR/空間コンピューティングを主軸としたテクノロジーにより、ランドオーナーや街づくりに携わる皆様に対して空間プロデュースやソリューション提供を行っています。
今後も世界中のクリエイターや事業者と共に、ヒトや企業の創造する力、クリエイティビティを解放し、新たな文化・産業の創出によって人類の進化に貢献することを目指しています。
▼本件に関するお問い合わせ
株式会社STYLY
担当:地域共創プロデューサー 澤田 有人